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[コメント] 青春の蹉跌(1974/日)

とっても昭和。まだ、夜が明ける前の暗い時代。とっても人間臭い役者達。091123
しど

井上尭之の音楽が流れると、すぐに昭和に心が引き戻される。テレビドラマがフィルムで撮影されていた時代。

ショーケンはむやみにカッコイーし、桃井かおりはエロい。そして、壇ふみは、「あしたのジョー」の白木葉子の実写版のようにお嬢様風。

ステレオタイプがきっちりとはまる昭和時代の人物設定。そのきっちり加減が息苦しさを生み、成功と挫折を明白化した。

過去の価値観が否定された戦後の混乱期から、安定期に入りだした日本では、誰もが狭い成功者の枠に入り込もうと必死だった。そして、「蹉跌」。  

そんな雰囲気が井上尭之のギターによく現れていた。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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