[コメント] 風の谷のナウシカ(1984/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
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まず、持ち前のリーダーシップを存分に発揮し、得意の洗脳でクラスメイト全員を服従させ、信者にする。担任の先生にも好かれ、成績はオールA、次の学期には言うまでもなく、学級委員に満票で選出される。自分の思いのままになるこのクラスが、ナウシカは大好き、クラスが良くなる為には努力を惜しまない。
しかし、他のクラスは面白くない、独裁者ナウシカに因縁をつけてきた、隣クラスの不良男子生徒、しかし得意の空手で不良どもを一蹴、血祭りにあげ、あとは知らん顔。
ある日、慕っていた担任教師が、病気で入院、ナウシカの懸命の励ましも空しく、先生死去、傷心のナウシカ、しかし次の日、まだ悲しみを引きずっているクラスメイトたちをしり目に、何事もなかったように元気に振舞うナウシカ、益々クラスメイトたちはナウシカに心酔していく。
クラスで最も顔の醜いB子に、ナウシカは「あなたって、ほんっとにきれいな顔ね」と会うたびに連呼、自信を持ったB子は他クラスの生徒たちに、ナウシカちゃんは自分をキレイと言ってくれるなどと、誇らしげに語りあげる明るい生徒に。
そんな平和な日々を脅かす事件発生!隣のK校の不良生徒にカツアゲされる生徒が続出、被害者達がナウシカに助けを求めるが、自クラスでの被害者がいないという理由から、この要請を拒否、あくまでも自分を神格化しているクラスメイト以外は知ったこっちゃないナウシカであった。
こんなに仲間思いのナウシカのような、人が学校にいると頼もしいですね。ただ、同じクラスには、なりたくないけど。
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