[コメント] ターン(2001/日)
見たことも、そんな映画があったこともすぐに忘れてしまうだろう。ただ通りがかった道で、近所のお家で誰かが引いているピアノの音色を「あら?」と聞いてしまったかのような、映画でした。←褒めてる。
突っ込み処はは多数あるのだけれども、基本的に演出、音楽、俳優陣すべて
がこじんまりとまとまっているので、見ていて心地良い。いまどき、人を不
快にさせるほどの過剰な演出が多い中、これは結構、稀有なことである。
悪く取れば企画が多数、舞い込んでいるであろう監督が気を抜いて小品を作
ろうとしたからかもしれないけれどもねん。
見終わった後に、良くも悪くもこの映画について、あ〜だこ〜だなにも考え
ずにお茶でも飲みましょうか?と思える映画でした。
何も残るものは無いけど、鑑賞後のお茶を一杯、うまく飲ませるだけの価値
はありました。けなしてるみたいだけど、これってけっこう素敵なこと。
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