[コメント] 告訴せず(1975/日)
江波杏子にねだられたら1億でも2億でも出しちゃうよなと思いながら見ていたが、主人公はこの女にそれほど執着してるわけではないみたい。金には執着があるようだが、何を考えてるか分からないところが多すぎだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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原作は知らないが映画は三つの話からできている。主人公は(1)選挙の裏金3000万を持ち逃げする、(2)その3000万を小豆相場で2憶4000万に増やす、(3)しかし身分を偽って生きているため全財産を詐取されてしまう。
奴ならうってつけと見られていた主人公が3000万持ち逃げしたのは何故なのか、これはなんとなく分からないでもない。ところが賭け事は苦手だったはずの主人公が相場を張るのは予定の行動だったのか、それとも占いで突然その気になったのか。ここがいちばん不自然な点だ。最後に伊香保の刑事がどうだびっくりしたろうという感じで出てくるのだが、これも不自然さに輪をかける。
主人公の末路は(1)の結末であって(2)(3)は関係ないんだから追われる側からのサスペンス劇にすればよさそうなんだが。
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