鷂さんのコメント: 点数順
寄席の脚光(1950/伊) | それでも紛う事無きフェリーニ映画。彼の手懸けたモノクロフィルムにはいつも影(死と孤独)が滲んでいる。寄席の脚光と、その影。 | [投票] | |
青春群像(1953/伊) | 乳離れできないでいる子牛たち。甘ったるい。嵐の到来、夜通しの乱痴気騒ぎ、明くる朝の倦怠。〔3.5〕 | [投票] | |
語るべきか、あるいは語らざるべきか(1970/ベルギー) | 素朴で率直な言葉が世界を席捲、変容させる。だがその言葉もやがて別種のスローガンに摩り替えられ、堕していかざるを得ない。故に「語るべきか、語らざるべきか」。 | [投票] | |
デカローグ(1988/ポーランド) | 私は、「ある父と娘」、「ある告白」に関する物語に引き込まれた。 | [投票] | |
素肌の涙(1999/英) | 原題:交戦地帯。世界の最果て、せめぎあう家族。姉と弟。 [review] | [投票] | |
闇・光・闇(1989/チェコスロバキア) | 土くれに過ぎないニンゲンは闇から生まれ闇へとかえる。 | [投票] | |
KIDS/キッズ(1995/米) | ボケ! それで終わりかい! [review] | [投票] | |
大閲兵(1986/中国) | 「九十六歩のための一万歩」。 国は違えど青春の思いは変わらない。〔3.5〕 | [投票] | |
DOOR III(1996/日) | ニンゲンがバケモノへと歪んでいく、まさにその一瞬。感動的なまでに怖い。 [review] | [投票] | |
GONIN2(1996/日) | 唸る御手製日本刀! 破綻してるけど、すき。 | [投票] | |
ドラゴンハート(1996/米) | 人間的な、あまりに人間的なドラゴンのモーション。けれどこれだけアクティブなドラゴンもそれまでいなかったので、よしとしましょう。 [review] | [投票] | |
裸足のピクニック(1993/日) | 被虐的な星のもとにあるヒロイン芹沢砂織嬢の虚ろな顔には、何故か妙なエロスが。 | [投票] | |
マウス・オブ・マッドネス(1994/米) | 洗脳の恐怖を感じる映画。クトゥルフの呼び声…。 | [投票] | |
悪魔の手毬唄(1977/日) | 声を震わす、岸恵子。〔3.5〕 | [投票] | |
ファンタジア2000(1999/米) | 私の好みは、鯨の跳躍する「ローマの松」、緑の精が飛びまわる「火の鳥」。 | [投票] | |
ライフ・イズ・スイート(1990/英) | ダメな日常を送っているひとには、少しだけ優しい映画。 | [投票] | |
ショート・カッツ(1993/米) | 行くあての無い群像劇、そして機械仕掛けの神罰。 けれども世の中は何も揺るがない、終わらない。 | [投票] | |
水の中の八月(1997/日) | 10、9、8、7、6、5、4、3、2、1・・。夏の昼下がりにでも観たい、Hi-Visionによる透明な青春映像編。 | [投票] | |
爆音(1939/日) | 村長の息子が村献納のゼロ戦で凱旋飛行、それに右往左往する村民達のコメディ。爆音重く飛来するゼロ戦が圧巻。〔3.5〕 | [投票] | |
鬼火(1996/日) | 純朴でも、殺し屋は所詮殺し屋か。これぞ「凶暴な純愛」かもね。「ベニスの舟唄」のメロディが何とも言えない。 | [投票] |