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ハイタカさんのコメント: 点数順

★4かぐや姫の物語(2013/日)風立ちぬ』が選ばれた人の物語なら『かぐや姫』は選ばれなかった人の物語。姫が桜の木の下で踊りまわる至福(である筈)の場面で、しかし何故かジャンプカット。編集される現在=運動。這入り込む自意識の間隙。現在をさえ十全に生き切ることの出来ない不幸。[投票]
★4青の稲妻(2002/仏=日=韓国=中国)反復される動作は、しかし抵抗としての持続には至らず、いつも敢え無く頓挫する。挫折ですらないところの途絶。[投票]
★4たまもの(2004/日)いい意味でピンク映画的な裁量の自由を最大限活かした小品(なのでしょう)。説明的でなくとも説得的であり得る映画のキセキ。意味ありげでありつつ意味なんてないと軽く突き放すことも出来る際どい一線にふみとどまっているバランス感覚。[投票]
★4シッコ(2007/米)「愛国者」マイケル・ムーアの独壇場。国を愛するとは既存の体制を支持することではなくして、在るべき理想の国をこそ追求することだという意味での「愛国者」。アメリカ人のアメリカ人によるアメリカ人の為の映画を観て日本人の自分が何故か泣いてしまうのは、そんな希望を信じたい心自体は普遍的なものだからだ。[投票]
★4鼻(1963/仏)ピンホールの凹凸によって現われては消えていく影の濃淡、もののカタチ。変転・変容していくイメージ。[投票]
★4破戒(1974/韓国)色欲との葛藤。(禅問答を目に見せてくれよう!って場面、野心的。) [投票]
★4夢二(1991/日)女は傀儡(くぐつ)。絵師の見立ての絵筆が女の体の芯を貫く。俺には(未だ)この“軽さ”“明るさ”と“女達”が素直に肌に合う。よ〜いま〜ちぐ〜さの や〜るせ〜なさ〜・・・♪[投票]
★4クレーヴの奥方(1999/仏=スペイン=ポルトガル)「なにより育ちの良いのがいちばんです」。決して交わることの無い視線。ついに表象されることの無い異境の地。[投票]
★4ユマニテ(1999/仏)トッチャン坊や刑事(デカ)。あられもない傷口。停滞する時間の中で露になるのは、「内面」ならぬ“魂”。それは彼(女)らが小児に戻ってしまう、その瞬間に露になる。崩れていく女児の泣き顔。[投票]
★4つばさ(1927/米)複葉機の空中戦。乱痴気騒ぎの泡。青年と青年の熱い抱擁。第一回アカデミー賞授与は伊達じゃない。(ゲイリー・クーパーほんのちょい役。)[投票]
★4いばら姫またはねむり姫(1990/日=チェコスロバキア)精緻な人形アニメーション。指先に至るまでの繊細な仕草。美しい。[投票]
★4欲望の翼(1990/香港)青い亜熱帯。地に足つかぬ、危うい浮遊の感触。[投票]
★4新宿泥棒日記(1969/日)街を自分の体で歩けた最後の時代。吉本ばなながマンガ『鉄コン筋クリート』を評した「自分の町を自分の体で生きたくなる」という言葉を思い出す。東京の映画館で観た時は、映画館を出た時そこに映画の世界が持続しているかの如き感覚を抱いた。 [review][投票]
★4野菊の如き君なりき(1955/日)空に照る月、流れる雲。信州の草木と行く河の流れの中に埋もれた少年と少女の淡い恋。[投票]
★4顔のない眼(1959/仏=伊)顔を剥ぐ、顔を張る。見えるものと見えないものを隔てる白い皮膜。顔を失うということは、魂を失うことなのか? グロテスクでもあり、美しくもあり。[投票]
★4王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987/日)「お前には何が見える?」「・・・女のケツ。」 [review][投票]
★4キッズ・リターン Kids Return(1996/日)熱くも、温くも、冷たくもない映画の視線。まわれまわれぐるぐる回れ。[投票]
★4日本のいちばん長い日(1967/日)男達の顔の映画。「天皇陛下の御尊顔」は何故秘匿されるのか。[投票]
★4天安門(1995/米)天安門事件の内幕。「広場が血浸しにならなければ、中国人は目を覚まさない」。運動に分裂はつきものなのか。[投票]
★4旅人は休まない(1987/韓国)赤は闇の色。冥界巡り。[投票]