[コメント] 渚のシンドバッド(1995/日)
高校生たちの擦れ違うきもちとからだ、そして言葉。
彼が彼を抱き締めた時のからだの感触、その動揺するきもち。
高校生たちの学校生活、家庭生活、何と無くの日常。その他愛ない空気。
関係が(からだがきもちが)日常からときはなたれる夏の海辺へ、トンネルをぬけてうつりかわっていくその時間のシナヤカさ。
早いうちに人生に幻滅してしまうと、ふつうの言葉に違和感を抱く人間になりやすい。
だがそんな彼や彼女だって当然“生きて”いる。
(それでも、全体の尺はやはりちと長いかな。)
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