[コメント] かもめのジョナサン(1973/米)
真の自己を求めて飛ぶカモメ、ジョナサン・リヴィングストン。
現代の寓話とでも言うべき物語の一切を、飛び交うカモメの映像だけで構成したのはすごい。カモメが不思議と演技しているように見えるのにも感心。何にしても「飛ぶ」映像は観ていて気持ちがよい(*)。
刺殺された某テロカルト教団の幹部が原作を愛読してたというのは有名な話。この映画にしても、その荘重な身振りにはちと違和感があるかも。
*)今思うと、それは身も軽く「飛ぶ」ことへの憧憬だけではない、スピードへの(世界の超越への)欲望でもあったかもしれない。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。