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[コメント] はなればなれに(1964/仏)

ゴダールはゴダールだった。(アンナ・カリーナに免じて2点)

やっぱりゴダールのスタイルは受け入れられない。

何?この中身の無い会話は?ナレーションはいいとしても、会話のセリフから、言葉の背後にある(発話者の)意図が全くない。作家にとって都合のいいセリフを言わせているだけで、会話が死んでる。タランティーノやケヴィン・スミス、ジャームッシュらとの違いがこの辺にある。会話は発話行為であって身体的なものだから、根本的に紙の上に書かれた言葉とは違うんだけど、ゴダールのセリフは書かれた文字を読んでいるだけって感じがする。それに、そういったものとして割りきって見てみても、そんなにカッコいいセリフを吐いてるとは思えない、っつーか、ゴダールってオシャレなの?明らかにセンスが無いように思う。役者の動きも変だし。

ゴダールが苦手な私はこの作品に賭けてたんだけど…。もう二度とゴダールを観ることは無いと思う。

2001/6/6

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)ペペロンチーノ[*] けにろん[*] movableinferno[*]

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