大好きなペ・ドゥナの、前から見たいと思っていた本作、シネスケのコメントを拝見させて頂くとまー難しそうなお話で・・・難しく考えるのは苦手で、またそれを表現することも得意でないので、ボーっと鑑賞しました。下世話な言い方なんだけど、何度も何度も出てくるんですよ。"脱ぐ”シーンが。いや人形の設定だから本体のみのシーンか。話す言葉も文化も恐らく撮影の仕方も違う異国で主演を張ってこういう役を出来るのが凄いと思います。我が国に掃いて捨てるほどいる”雰囲気系だけど、そういうシーンはナシで自分を表現したい”女優さん達にに小一時間説教したいほどです。韓国でも公開されたそうですが、我が国ほど性的な描写に寛容でないかの国でどのように放映され、そしてどのように評価されているのかを聞いてみたいですね。タワー型マンションを見上げて「近頃はそんな（空っぽな）奴らばかりだろう」というシーンは良かったです。星野真理さんも出ていましたね。こちらもまた好きな女優さんです。