[コメント] マイケル・コリンズ(1996/米=英=アイルランド)
実話をもとにした史劇。テロリズムは絶対許せないけれど、彼の生き様には心打たれるほかない。
アイリッシュ・メロディーも美しく悲しい。興奮し、感動し、考えられさせ、心に残る。名作。
かなりドラマチックな映画向きのシナリオにもかかわらず驚くほど史実に忠実。実際の映像を見ると、ニーソンとコリンズ本人がそっくりである事に気づく。
ニール・ジョーダン監督はアイルランド人だ。彼の想いは並々なるまい。だが、この作品を政治映画だと非難する人はあまりに神経質で無感情な人間だ。コリンズの生き様を見て、何も感じない人なのだから。
映画のラストでも語られていたが、主義主張を越えて、マイケル・コリンズは人々に愛され続けるだろう。
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