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[コメント] キャスト・アウェイ(2000/米)

一人『人類創世』(ジャン・ジャック・アノー監督作)!?にしては、多弁(^^;しかも、コスト・パフォーマンス悪悪。
ボイス母

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







(その後の主人公の人生予想↓)

ウィルソン一族を連れて南の島に再び渡って、「南洋ファイトクラブ」を設立すると思うな。 もう、「腐った文明社会では生きている実感が得られない」し、「愛の夢も尽きた」から。

ウィルソン一族は一号(父)がバレーボールで二号(長男)がハンドボール、以下次男三男とソフトボールからピンポン玉へと大きさが小さくなって行く。

「女は入れない南洋ファイトクラブ」をモットーに、みんなで楽しくサバイバル&自己啓発セミナーをやると思う。 ふたたび、トム・ハンクスの一人芝居が炸裂。

(感想はコチラ↓)

こんな話を深刻に二時間以上も掛けて大金かけた一企業宣伝映画で語るっつーのがアメリカ文化が退廃している証拠(←!) 深刻な話を深刻に語ってみせればソレで良いのか? どうせなら連続ドラマで四年掛けて語れ(←誰も見ない?)

ラストも意味不明。 あの女性は「かも〜〜ん」と誘っているのだろうか?まさか? 主人公は人間に絶望したのか?コレからどうするつもりなのか?ワシには全然ワカラナイ。 ひょっとして、監督自身も判ってない?? え!?

トム・ハンクスが自身の肉体改造に挑むためだけに作られた映画か!? (体重の極端な増減=アカデミー賞貰える近道?)

蛇足=漂流シーンでは「コンチキ号漂流記」を思い出した。さては読みやがったな!?>この映画の製作者

さらなる蛇足=前日に観た『ギリーは首ったけ』と同じコンセプト(なにがあっても生き抜こう!生きてゆこう!!)でありながら、この『キャスト・アウェイ』のなんと金と手間暇のかかった映画であることか。 製作コストから言っても、「安く上げて効果(感動)が大きい」=コストパフォーマンスが優秀=『ギリーは首ったけ』の方である。

「アメリカ文明批判みたいな部分にまで片足を突っ込んでおきながら、モノスゴイ金のかけ方をしている」という点が、なんとなくこの映画の趣旨に(ワシ個人が)反感を感じる部分なのであろう。

(評価:★3)

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