うわ〜〜、何て垢抜けないキャバレーなんだ、ここわあ〜！（悲鳴） 仮にも（たとえ架空でも）「花の都・巴里」のキャバレーが舞台でっせ。こんな大味ダサダサで「粋」のカケラもない世界でどないしはりますのん？？

なんか、モウ、体育会系文化祭ダシモノを観てしまったという気分。

しかも、過去の名曲をバッサバッサと切り刻んでゴッタニ状態。 この曲を切り刻んでさらに感動できるほど良い映画であるか？というと、そーゆー事が全くナイという点に心底腹が立つ。

しかも、ソコで語られる「愛」たるや、「コレが愛ですかい？」なシロモノ。 「手垢100年分まぶしてみました」状態で、鼻くそほじりながら書いたとおぼしき脚本。

久々に「タマシイが無い映画」を観た。 でもこの映画の登場人物たちって『ダンシング・ヒーロー』の父ちゃんが群れなしてやって来たってカンジなんだよねえ・・・バズ・ラーマン

お笑いならお笑いに徹するが吉。 中途半端な勿体ぶり方は見苦しい。