難解難解なタルコフスキーの『惑星ソラリス』、確かにダルくて眠くて意味深すぎてわけのわからん所も多々あれど、個人的にあのオチは「うぉぉ〜そ〜ゆ〜事だったのかぁ〜！！」ってアホな僕でもワケわからないなりに感動をおぼえたある意味(オチに限って言えば)理解しやすい作品だったのではないのかと思うのであります。

そこでそこでキャメロンさんとソダーバーグさんには、例のダルくて眠くて意味深すぎてわけのわからん所を極力落として頂いてハリウッドお得意のアホな小学生にも理解できるよーな作品に仕上げてくれる事を期待しておりました･･････確かにキャプテン･アメリカみたいなジョージ・クルーニーの起用、ギラギラピカピカな宇宙船、前置きをすっ飛ばしていきなり舞台をソラリスにもっていくお手軽なストーリー展開は、ほぅなかなかのもんじゃわぃ！っても思う所もありました、が、このオチは一体？いやぁ〜良かった良かったお幸せに･･･って、そんなバカな？！いや、そうなのか？いやいや、やっぱり･･･う〜む難解な･･･ってな感じで僕的にはなんとも言えない良い意味ではないカタルシスもどきが残ってしまうような結果になってしまいました、でもまぁ『惑星ソラリス』とは主張を異にするという事においてソダーバーグさん、自分の土俵で勝負しきったって感じでしょうか･･･う〜ん、映画って難しいなぁ･･･