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月魚さんのコメント: 更新順

★3Mr.ノーバディ(2021/米)同じ「襲った相手が悪かった」系の『ジョン・ウィック』や『イコライザー』と比べると主人公にも敵役にも「そりゃそうなるよね」みたいな説得力が足りなかった感じ。あと、編集というかスピード感というかスタイルの欠如。悪くはないし、クリストファー・ロイドと"過去語りシーン"がたいへん良かったので損した気分にはならないとしてもだ。[投票]
★3DUNE/デューン 砂の惑星(2021/米)悪くはない。悪くはないのだけど、つまりは原作既読者が答え合わせを楽しむ映画な気がする。そしてドゥニ・ヴィルヌーヴの答えは想像以上でも以下でもないので「すげーもの見せられた!」という気持ちにもならない。作りは丁寧だし飽きもしないのだけど驚きが足りなかった。 [review][投票(2)]
★3最後の決闘裁判(2021/米)演出マジックで同じ台詞なのにまるで違う3つの話を観せてもらえるかと思ったのに、ほとんど違わない同じ話が3回繰り返されるだけだったのでがっかり感もひとしお。シャルル6世を演じたアレックス・ロウザーが良かったのでそれに免じて3点。 [review][投票(2)]
★3007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2021/英=米)次に来るものために。(レビューはラストに言及。くれぐれもご注意を) [review][投票(6)]
★5ゴジラvsコング(2021/米)最後は私の中の小学生が喜びの涙を流しながら雄叫びを上げていた。どうせ大したことはしゃべってないので字幕のことなど気にせずIMAX3Dの5列目真ん中で巨大怪獣を見上げながら「すげー!」って観戦すべし(鑑賞?ノンノン、観戦ですよ)。 [review][投票(3)]
★5Away(2019/ラトビア)素晴らしい映画。全編にわたって驚きに満ちた美しさなので予告編も見ないで観に行くのが吉。なお「日本版エンディング」と称してガチャガチャした日本語ロックと共に全編ダイジェストが流れて余韻が台無しになるので「日本版エンディング」という表示が出たら速やかに席を立って劇場を出るべし。 [review][投票(3)]
★2羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ) ぼくが選ぶ未来(2019/中国)前評判の高さに惹かれて観に行ってはみたものの、テレビアニメシリーズの粗悪な映画版という印象。特に後半、その世界では有名なのだろうけどストーリーに本質的にかかわらないキャラクターが入れ替わり立ち替わり唐突に出入りするのにイラっとしました。そもそもWEB版を未見の私がいけないのでしょうが、作品として成立していないのではないかしらん。 [review][投票]
★3ウルフウォーカー(2020/アイルランド=ルクセンブルク)美しい絵、厨二心を刺激する狼の疾走感。でもこのストーリーに私は呼ばれていなかった。(レビューではラストに言及してます。ご注意を) [review][投票(1)]
★3博士と狂人(2019/米=アイルランド=仏=アイスランド)実録映画によくある、ドラマのない平坦なつくり。期待して観に行ったのにちょっとがっかり。おそらく編集がとてもだめなんだと思う。 [review][投票]
★5ようこそ映画音響の世界へ(2019/米)最初から最後まで終始ニコニコがとまらなかった。なんという映画愛、なんという音響愛。ことによったら2020年に観た映画の中でナンバー1。 [review][投票(1)]
★3TENET テネット(2020/米)まともなSF考証抜きで思い付きストーリーをびっくり映像博覧会に仕立て上げただけの、つまりいつものクリストファー・ノーラン節。とは言え音楽と冒頭の異常な緊張感が素晴らしいので損した気はしない。 [review][投票(3)]
★4パブリック 図書館の奇跡(2018/米)作品としては大絶賛というほどでもない佳作ですが、今観るべき映画であるのは間違いない。 [review][投票(4)]
★4デッド・ドント・ダイ(2019/米)相変わらず「僕、オフビートでお洒落でスマートでしょ?」とジム・ジャームッシュが全力でアピールしてくるのですが、アダム・ドライヴァーとかビル・マーレイとかティルダ・スウィントンとかが良い感じで仕事してるのでそれほどヤじゃなかった。 [review][投票]
★2もののけ姫(1997/日)他の宮崎アニメに比べると、金をかけた分映像はきれいだが、説教臭く、かつ現状肯定なストーリーにがっかり。(2020年6月の再上映で再び映画館で観た際の感想をレビューに追記。そして映像も同日に観た『千と千尋の神隠し』と比較すると全然大したことなかった) [review][投票]
★4フェイク・クライム(2010/米)キアヌ・リーブスの薄ぼんやりした魅力が全開。良い。[投票]
★5イコライザー(2014/米)ホムセン仕置人。デンゼル・ワシントンのもっさりしたどこにでもいるオッサン的アノニマス感が素晴らしい。 [review][投票(1)]
★5パラサイト 半地下の家族(2019/韓国)例によって酷い話なのに見終わった時にはほっこりしてるポン・ジュノマジック。 [review][投票(3)]
★59人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019/仏=ベルギー)2020年にもなってこんなド正調本格ミステリ映画を観られる幸せ。製作側の「推理物ではネタバレ厳禁」という強い愛も感じられる、ミステリ好きには最高の映画。同好の士よ!って握手したい。(レビューでは『オリエント急行殺人事件』に言及しているので、そちらを未見の方はご注意を) [review][投票(1)]
★4残された者−北の極地−(2018/アイスランド)走れメロスならぬ「歩けマッツ」あるいは「極地版『ゼロ・グラビティ』」。 [review][投票]
★3キャッツ(2019/英=米)巷間言われているほどには酷い映画ではなかった。せいぜい『ラ・ラ・ランド』や『レ・ミゼラブル』程度のダメさ。単につまらないだけで我慢はできる。しかしこの映画を台無しにしている決定的な点が一つ。それは「指」だ。猫を猫たらしめる重要な要素である肉球が、まるで腸内の寄生虫のごとき生っ白くウネウネと動く「指」というものになったとたん、猫であるはずのそれは気味の悪い何かに変貌してしまうのだ。 [review][投票(3)]