月魚さんのコメント: 更新順
ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ) | 常人には想像もできないようなプレッシャーがあったろうにリスペクトとオリジナリティを高度に両立させた監督、脚本、音楽に拍手。(レビューはオリジナル版も含めてラストシーンに言及。ご注意を) [review] | [投票(5)] | |
アトミック・ブロンド(2017/米) | 壁崩壊直前のベルリンを舞台にしたエスピオナージュなので当然のように切ないんですが、一方で見事な格闘シーンと当時のヒット曲を完璧なまでに活かしたつくりのおかげで、哀愁漂うゴキゲン映画というなんだか不思議な、でも素晴らしい作品になってます。 [review] | [投票(4)] | |
ドリーム(2016/米) | 良さげなエピソードをぶつ切りのまま雑に並べて雑な構図で撮影して雑に編集しただけの雑な映画だった。不合理なお作法(この場合は人種差別なのでもっと深刻だけど)が仕事を邪魔するのを突破してプロジェクトを成功させるという燃えるネタが凡庸な映画に仕立てられてしまいあまりにも残念。 [review] | [投票(4)] | |
エイリアン:コヴェナント(2017/米=英) | つっこみどころ満載だし、映画として成立してるかどうかも自分が『エイリアン』信者すぎてもう判断できないのだけれど、最後まで嫌な感じだし、ドキドキもするし、何よりきちんとエイリアンシリーズの魂が感じられたので満足満足。そして故H.R.ギーガーへのリスペクトが感じられたのも点数高めな理由。 [review] | [投票(4)] | |
ワンダーウーマン(2017/米) | 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』と『300 スリーハンドレッド』を足して2で割ろうとして手が滑って粉々になったのをかき集めたような映画だった。もっと皮肉のきいたガールズブラボー映画を期待して行ったら思いの外ザック・スナイダー要素の強いマチズモ女な話でもんにょり。 [review] | [投票(5)] | |
ベイビー・ドライバー(2017/米) | なんとなく『キングスマン』を彷彿させるかわいい映画だった。製作がワーキングタイトルというのも納得。 | [投票] | |
君はひとりじゃない(2015/ポーランド) | なんだか薄ぼんやりとした映画。天候や人の気持ちや風景や、何もかもが薄ぼんやりしている。 [review] | [投票] | |
ロボコップ(2014/米) | バランスは大事、または「過ぎたるは及ばざるがごとし」 [review] | [投票] | |
ジェイソン・ボーン(2016/米) | ネタ切れ感を払拭するためなのか『ボーン・レガシー』までのCIA幹部が説明もなく入れ替わってるのがとても残念。そしてそれはなんの効果も発揮していない。ま、いつもの音楽のおかげで最後まで観ちゃうんだけど…。 | [投票] | |
ライフ(2017/米) | 宇宙船内異星生物遭遇ホラーとしては安定の作りだけど新味はなし。そもそも『エイリアン』という大傑作が存在しているにもかかわらずあえてこれを作った意味がちょっとわからない。ま、エイリアンを見てなければそこそこおもしろいので止めはしませんが。 [review] | [投票] | |
メッセージ(2016/米) | 言語学者は大して頭の良さそうなことはしないし、理論物理学者に至っては全く理論物理をやらないという、つまり私が期待していたハードSFでは全くなかったのだけど、テッド・チャンの原作「あなたの人生の物語」にはない諸々の小ネタと、そして音楽が素晴らしく、たいへん良い映画になってました。(レビューはオチに言及) [review] | [投票(8)] | |
ゴースト・イン・ザ・シェル(2017/米) | 原作(というかオリジナル版)レイプだろうと高をくくっていたがさにあらず。 オリジナル版の美味しいシーンを上手に切り取りつつ、一応オリジナルストーリーに着地させる愛に溢れた(ことによったらそこだけで押し切った)良い映画でした。 [review] | [投票(5)] | |
ナショナル・トレジャー(2004/米) | 思わぬ拾いもの。よい脚本を邪魔しない演出と編集。そして役者も豪華なくせに力が抜けていて嬉しい、ムー的ネタが好きならとことん楽しい映画。おそらく米国人には修学旅行な感じの名所旧跡総まくりで日本人の私の100倍楽しいんだろうな。たぶん清水寺のやぐらの下に仕掛けがあったり阿修羅像がぐるっと回ると地下につながる道が現れたり、きっとそんな感じ。 [review] | [投票] | |
イップ・マン 葉問(2010/香港) | 燃える。心から燃える。臆面もない演出なんだけど、それをドニー・イェンの普通な可愛さで素直に受け入れることができる。おそらくマット・デイモン的芋っぽさが素晴らしいのだ。 [review] | [投票(1)] | |
イップ・マン 序章(2008/香港) | ジャン・クロード・ヴァン・ダム以来の「可愛いアクションスター」であるドニー・イェンにめろめろになる。優しげで常に落ち着いていて、だから怒ると怖いという、まあ王道すぎるほどの王道っぷり! | [投票] | |
キングコング:髑髏島の巨神(2017/米) | 最終盤の怪獣バトル以外に見応え無し、だけどそんなものはオリジナルコングでは序盤で済ませているわけで、ありていに言って期待外れ。ただし水牛はすばらしい。 [review] | [投票(1)] | |
エクス・マキナ(2015/英) | ひでぇ話だ(ほめてます)。別にSFをやりたかったんじゃなくて、オタクの恋物語をやりたかったんだろうな。そこがまた良い。 [review] | [投票(3)] | |
この世界の片隅に(2016/日) | 『マッドマックス/怒りのデス・ロード』や『シン・ゴジラ』が熱く語り合いたい映画だったのとは対照的に無言になる映画。人に勧めるときも失語するのでたいへん困る。 | [投票(2)] | |
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016/米) | 本家が選ばれた子供たちのサガだとしたら、こちらは歴史に残らないはぐれ者たちの物語。悪くはないし好きか嫌いかで言えば好きだけど、 [review] | [投票] | |
マン・オブ・スティール(2013/米) | (理想であり幻想でもある)アメリカの良心と良識。だからこそのケヴィン・コスナーかと。一瞬出てくるトウモロコシ畑も『フィールド・オブ・ドリームス』だしなぁと、思ったり思わなかったり。カンザスにあの複雑なマインドセットを配置するというのもね(偏見だけど)。 [review] | [投票(1)] |