月魚さんのコメント: 投票数順
ボヘミアン・ラプソディ(2018/英=米) | 大空間で大音量のクイーンを聴けることのみに価値のある映画かもだけど、そこが最高。クイーンの素晴らしい楽曲におんぶにだっこだと非難してもいいけど、少なくともまだ思い入れのある人が世界中にいる歌手の伝記映画としては作家性を出さないのも一つのやり方、というか、出しゃばらなかったスタッフたちに感謝したい。 [review] | [投票(12)] | |
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019/米) | 絶望感の圧倒的欠如、説得力のないご家族ドラマ、怪獣のでかさの見えないカメラワーク。 褒めどころのほとんどない映画だった。 [review] | [投票(11)] | |
マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪) | 美しく崇高な映画。(レビューはラストシーンをはじめとして語りまくりネタバレ宝庫。ご注意を) [review] | [投票(9)] | |
エイリアン2(1986/米) | オープニングで原題がALIENS,つまり複数形だと気がついたとき泣きそうになった。場末の映画館で観客は私一人・・・。 | [投票(9)] | |
メッセージ(2016/米) | 言語学者は大して頭の良さそうなことはしないし、理論物理学者に至っては全く理論物理をやらないという、つまり私が期待していたハードSFでは全くなかったのだけど、テッド・チャンの原作「あなたの人生の物語」にはない諸々の小ネタと、そして音楽が素晴らしく、たいへん良い映画になってました。(レビューはオチに言及) [review] | [投票(8)] | |
ダークナイト(2008/米) | ことによったらゴッドファーザーに比肩する傑作。 [review] | [投票(7)] | |
パフューム ある人殺しの物語(2006/独=仏=スペイン) | 「匂い」の映像化には成功してるかもだけど、それ以外がおろそかになっていないか?それともこれは単なる原作既読者のわがままなのか? [review] | [投票(7)] | |
世界最速のインディアン(2005/米=ニュージーランド) | 年寄りの冷や水映画と思いきや [review] | [投票(7)] | |
007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2021/英=米) | 次に来るものために。(レビューはラストに言及。くれぐれもご注意を) [review] | [投票(6)] | |
ファースト・マン(2019/米) | なるほどこれは棺桶に閉じ込められるという体験を観客にも味わわせる映画なのだな。だからこそのカタルシスの欠如ではないかしらん。 [review] | [投票(6)] | |
崖の上のポニョ(2008/日) | 一緒に見に行った妻の言葉がすべてを物語っていました。「宮崎駿ってテロリストだよね」 [review] | [投票(6)] | |
タイムライン(2003/米) | この手の映画はタイムパラドックスをどう上手に処理するかが肝なのに全然だめ。現代の話は全部はしょって、中世チャンバラだけにすればよかったのに。 [review] | [投票(6)] | |
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022/米) | 手加減なしのバカ映画。バカレベルでは同じ監督コンビの『スイス・アーミーマン』に匹敵。そして「ご家族風味入りハードSF映画」としてはクリストファー・ノーランを遥かに凌ぐ良い出来。ただノーランと同様その家族愛ネタのせいでバカが濁っているのはやや残念。たいへん良いバカ映画なのは確かですが。レビューは大ネタバレあり。 [review] | [投票(5)] | |
スリー・ビルボード(2017/米=英) | 嫌な人間関係を観させられる居心地の悪さが次第に緩んでくる、それが気持ちよかった。 [review] | [投票(5)] | |
スター・ウォーズ 最後のジェダイ(2017/米) | 散漫なストーリーを辛気臭い会話と思いつきのアクションでつないだけの、『帝国の逆襲』を観たときのがっかり感がまざまざと蘇ってくる映画だった。前作『フォースの覚醒』のワクワク感は欠片もない。義務鑑賞向き。 [review] | [投票(5)] | |
ブレードランナー 2049(2017/米=英=カナダ) | 常人には想像もできないようなプレッシャーがあったろうにリスペクトとオリジナリティを高度に両立させた監督、脚本、音楽に拍手。(レビューはオリジナル版も含めてラストシーンに言及。ご注意を) [review] | [投票(5)] | |
ワンダーウーマン(2017/米) | 『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』と『300 スリーハンドレッド』を足して2で割ろうとして手が滑って粉々になったのをかき集めたような映画だった。もっと皮肉のきいたガールズブラボー映画を期待して行ったら思いの外ザック・スナイダー要素の強いマチズモ女な話でもんにょり。 [review] | [投票(5)] | |
ゴースト・イン・ザ・シェル(2017/米) | 原作(というかオリジナル版)レイプだろうと高をくくっていたがさにあらず。 オリジナル版の美味しいシーンを上手に切り取りつつ、一応オリジナルストーリーに着地させる愛に溢れた(ことによったらそこだけで押し切った)良い映画でした。 [review] | [投票(5)] | |
プロメテウス(2012/米) | エイリアン信者の私にはたいへん楽しく笑いどころの多い映画でしたが、そうでない方にはどうでもいい映画なんじゃなかろうか。 [review] | [投票(5)] | |
亀は意外と速く泳ぐ(2005/日) | 『茶の味』と同系統のオフビート脱力コメディだけど、こちらの圧倒的勝利。小劇場的台詞回しが「非現実的かつ日常的」という実は恐ろしく複雑怪奇なシチュエーションにマッチしているせいかも。 [review] | [投票(5)] |