元々グダグダ感の強いシリーズではあったが、伝説を下地にロマンを感じさせる設定、魅力的な脇役陣、スピーディな展開に、ばっちり乗れた映画でもあった。 逆に乗れなければ、終了。 残念ながら今回は早々に醒めてしまったというか、映画に乗れず、あとはグダグダ感 だけで最後まで観るのがつらかったです。

ロズウェル事件のような弄くり倒されている賞味期限切れの題材には何のロマンも感じないし、1950年代にマヤ人（だと思うのだけど）が登場するのはどうか？と。しかも 折角登場したのに（多分）ロシア人の手にあっけなく殲滅されちゃったようで、話からすっと消えちゃう。勿体無いなぁ。まだまだいくらでも手垢のついてない伝説はあると思うんだけど。歴史上の小さなエピソードを膨らます技術については、ケン・フォレットの爪の垢でも煎じて飲んでください。

人心一新。 ジョージ・ルーカスやスティーブン・スピルバーグはもういいから、若い才能でシリーズを再生して欲しいです。