髪の色や、肌の色と、洋服の色がちゃんと合ってたり、インテリアのセンスはやっぱりいいなあと思った。普通のことなのに、しかも、決して必ずしも清潔ではなさそうなのに、かっこいいなあと思った。日本の街っていうのはなんでこうも、下手な白黒映画みたいに、殺風景なのかね。すべてがすべてそうではないかもしれないけど、隣同士で差を出さないようにしてるからなのかな。こういう映画は、そういう面ではすごく勉強になる。 ストーリーは単調で、これと言っておもしろいものでもない。子供たちもにくったらしいし！しかしながら、大人も子供も、女性も男性も、おじさんもおばさんも、犯罪者も変態も、一人の人間としてそれを描き出そうとするフランス映画の姿勢が好きです。根本的にはみんな同じなんだよね。