「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
DSCHのコメント |
チャップリンの 独裁者(1940/米) | エンディングのBGMについて。そして全裸のチャーリー。 [review] | [投票(2)] | |
チャップリンの 黄金狂時代(1925/米) | 肝のロマンスは丸きり童貞コントだが、だからこそのきっつい哀切さが「寒さ」の中で胸を締め上げる。また、「食欲」のグロテスクなど、チャップリンの真顔ボケ(無痛・無感覚)は時に狂気的なレベルに至り、目が離せない。尾行する熊のきぐるみのおとぼけ佇まい等愛せる要素多数で、コッペパンダンスは劣悪なモノクロ画像の中でこそ輝いている。 [review] | [投票(2)] | |
モダン・タイムス(1936/米) | アクションのテーマ的昇華は随一。「甘んじて自らの身体をオモチャにする」というドMなお家芸神業ギャグと、「オモチャがヒトをオモチャにする」という機械文明のドSな風景がサド=マゾ的に融合し、補完し、高めあう。そして、何がサドでマゾなのか不明瞭になったオモチャの共犯世界に「モダン」が訪れる。それに抗うようにポーレットと咲かす「ヒト」という名の素朴で小さな花。その鼻血級の可憐さ、あたたかさ。 [review] | [投票(2)] |