「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
素浪人罷通る(1947/日) |
GHQのチャンバラ禁止令を逆手に採ったこの「刀を抜かない時代劇」は、 人気講談を真逆に解釈し政治風刺を盛り込んだ戦後社会派時代劇の先駆でもある。 [review] (町田) | [投票] | |
抜き身を見せないことで際立つ侠気。ステディカムはおろかハンディすら無い時代の移動撮影は魂が入っている。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] | |
当時全盛の産みの親賛美の物語のなかでもある意味極北。現代では見事にリアリティが失われた物語構造で、醒めて眺めるとかえって面白かったりする。序盤のドタバタが面白い。 [review] (寒山拾得) | [投票] |