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「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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喜劇 女生きてます(1971/日)************

★3短大出の幾代を演じた吉田日出子の可笑しさは無類だし、ポチ役の久万里由香嬢も可愛らしかったが、好子役の安田道代の一辺倒な演技に興を削がれた。左幸子の女将は無難。声楽を取り込んだ山本メロは今回は不発。 (町田)[投票]
★4これは良作。画面は手前と奥とで別々の運動が生起している場合が多いし、新宿芸能社の容赦ない破壊っぷり、何の意味も無い田中邦衛の強盗騒ぎ、この瞬間瞬間に移り変わりゆく出鱈目さこそまさに映画だと。そして看病に戻った安田道代を見ても黙って扉を出ていく左幸子。或いは手を握りあって終わるラストショット。この何も台詞を言わせない聡明さ。 (赤い戦車)[投票(2)]
★2喜劇や人情劇には、非日常感とリアルさのバランスが必要なのだが、妙に左幸子がシリアスで、作品世界が持つ大らかさの幅を狭めてしまっている。吉田日出子の陽が浮き、安田道代橋本功の陰が沈む。久万里由香の素人っぽい脳天気ぶりは好感。 (ぽんしゅう)[投票(1)]