★5 | ただ押されて過ぎ行く日々の中に稀に現れる煌く瞬間。過剰な時代に恋もSEXも檻の中の虎もラブホの魚の幻灯絵も漬物も味噌汁も焼鮭も看過すれば何でもない。しかし、それが如何に素晴らしいものであったかをジョゼは我々に喚起させる。映像の艶は特筆。 (けにろん) | [投票(19)] |
★4 | キスのいやらしさと物語が進んでいくに従って変化していく(引いていく)妻夫木聡の表情がリアルで、非現実的な設定でありながら「ただの」恋愛映画であろうとし、ラストもある意味正々堂々としている。身障者への偏見をなくすとはこういう事だと思う。 (kaki) | [投票(1)] |
★4 | ハッシュ!が同性愛のジャンル映画という枠でくくるのは違和感あるように、障害者の映画という枠組みでくくるとちょっと違和感のある話。 [review] (ツナ缶) | [投票] |
★4 | とにかく、ジョゼ役の池脇千鶴が良かった。この作品の感想はこれに尽きます!なんというか、凄く強さを感じました。 (TM(H19.1加入)) | [投票(1)] |
★4 | その口調から「妖怪おぶさり娘」とでも名づけたくなるジョゼは、実はありし日の日本の「いい女」を体現していることに気づかされる。 [review] (水那岐) | [投票(14)] |
★4 | ついつい深刻になりがちなテーマをして要所に笑いと軽さを盛り込んだことを評価したい。ジョゼのつっけんどんな言葉の裏の重さ、そして想いがいとおしい。そしてそれに対する恒夫のいかにも若者然とした立ち振る舞いの軽さ。その対比がまさに現代であり見事だった。惜しむらくは終盤が妙にあっさりと投げ出していて、作品のバランスを悪くしている。 (tkcrows) | [投票] |