「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
バイオレント・サタデー(1983/米) |
ペキンパーは最後までやっぱりペキンパーでした。 [review] (甘崎庵) | [投票] | |
無機的なハートやハウアーといったキャスティングは正解と思うが、乾いてクールな情感が肝のハイテクなスパイネタにローテク丸出しのベタな侠気命の爺さんを起用して台無しにしてしまった。陳腐化したモンタージュが又ウンザリ感を倍加させるのだ。 (けにろん) | [投票] | |
体制が個人を蔑ろにする構造的弊害を、情念から撃つことしかできない妄執とその限界に依拠したズレ。それでもバイオレンスが怒りをモチーフとして持ち得ていた時代――その徒花は、あちこち荒唐無稽に見えても一笑に伏せない、語りきる覚悟の凄まじさ。 (kiona) | [投票] |