「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
錆びたナイフ(1958/日) |
聞き分けのな弟分(小林旭)に手を焼く兄貴橘(石原裕次郎)といういつものナルシスト石原慎太郎の強迫観念的浪花節兄弟話が面白いかどうかは別にして、橘の公私合わせた義憤の炸裂が中途半端で拍子抜け。杉浦直樹の悪役ぶりのみ印象に残る。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
「社会正義」とアウトローの血のたぎりとの相克を描いて真面目な作品だが、原作者の破滅型小説から政治家への転身とか、日活の太陽族過激路線の経営方針修正とかの雑音を遮断して作品だけを愉しむのはとても難しい。 [review] (寒山拾得) | [投票] |