「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
花嫁人形(1919/独) |
なんと言ってもオッシー・オスヴァルダの愛嬌のある挙動と表情が印象的。人形職人の風貌とテキトーな弟子もいい味。演劇舞台のような背景、ワン・フィックスショットごとの状況描写が丁寧でサイレントなのに画面が実に饒舌。修道僧や貴族の強欲への風刺も辛辣。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
万難を排してでも、と覚悟を決めての鑑賞だったが、花嫁人形は私の期待に応えるどころか、それを軽く凌駕した高みで私を待ちかまえていた。 [review] (田原木) | [投票(1)] | |
最初から最後まで数珠繋ぎのギャグが打率9割越えの面白さ。そして可憐なダンスが極上。『生きるべきか死ぬべきか』と並ぶルビッチの最高傑作にしてキートン『マイホーム』と並ぶサイレントコメディの極めつけ。★6級。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |