★4 | 雁治郎と杉村春子の映画となり、小津色薄まる。撮影も均衡の崩れに追い討ちをかける。今まで役者に演技をさせなかったんだよね。自由な演技のすごいこと。小津は演出家に徹したと言えるだろう。題材が旅芸人という色ものだから仕方がないと言えるが。 (セント) | [投票(4)] |
★5 | ああ〜、いい映画観た。小津って上品なイメージあるけど、底にはいつもダイナミズムが渦巻いてるよね。この作品はそれが前面に出ている感じ。総天然色のとぎつさが、また似合っている。 (worianne) | [投票(1)] |
★5 | 松竹の小津とは明らかに違うその違いが堪らなく魅力的な大傑作。 [review] (ナム太郎) | [投票(5)] |
★4 | 小津安二郎初体験 2004年1月1日劇場鑑賞(年越しフィルムマラソン3本目) [review] (ねこすけ) | [投票] |
★5 | 回想シーンも長〜い台詞も大仰な音楽も細かな状況説明もないのに、それぞれの「これまで」や「いま」が手にとるようにわかる。所作や間合い、さらっと飛びだす言葉の抑揚、身なり、表情。こんなに色っぽい小津映画も初体験だ。 (tredair) | [投票(9)] |
★4 | 小津のカラー作品は相変わらず赤が印象的。ヤカンは絶対赤だし、若尾文子のメイクも頬紅がやたら赤い。しかし京マチ子、若尾文子、川口浩が出てるだけで、ここまで大映調になるもんかなぁ。同じ雁次郎、杉村春子のコンビが出てる『小早川家の秋』は周りのキャストでまるっきり東宝調になってるし。不思議。['06.7.12DVD] [review] (直人) | [投票(2)] |
★5 | 縁側に吹き込む涼風も路面を叩く大雨もやがて通り過ぎ今年の夏も終わる。それは新しい季節の始まり。来年の夏への序章。 (町田) | [投票(2)] |