★3 | 一言で云うと、とてもダサい映画。垢抜けない画面設計。音楽も台詞も過多。格好よい映画をつくろうという気概が見えない。ノワールにとっての肝である「夜の照明」はとてもよい雰囲気を出せているだけに残念な。シナリオ自体はよい部類に入るのかもしれないが、それだけで押し切ってしまえるほど突出したものではない。 (3819695) | [投票(1)] |
★4 | すばらしい題名、ここ2,3年こんなカッコいい題名があっただろうか。その名に負けない、これぞフランスノワール映画の再来というべき映画が出現した。
[review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | むさ苦しい男たちの顔が終始画面を占拠するさまは黒澤作品を彷彿とさせ、いささかも減速することのないスピード感溢れる展開はまさに香港映画の系譜。しかも、しっとりとした欧州映画の気品も漂う。これは、ニュー・フィルム・ノワールと呼んで良いのではないか。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 深刻で暗い話を深刻ぶって辛気臭く描くのってセンスないなぁとまず思う。 [review] (G31) | [投票] |
★4 | 力作ではあるが、ベッケルやメルヴィルにではなくジョン・ウーにリスペクトは向けられている。綿々たる情感の垂れ流しは嘗てのフィルム・ノワールの栄光に対する汚辱でななかろうか。フランス人じゃないからどうでもいいが…。 (けにろん) | [投票(7)] |
★3 | 警官達を動かすのが、使命感といった公の正義ではなく、所詮は個人的な仲間意識では、雰囲気は醸し出すものの、対立構図を織り成す機軸として弱く、二人が対峙した際の高揚感も乏しい上、ともすれば同じ穴の狢同士の縄張り争いのごとく、どうでも良いものに見えかねない。 (kiona) | [投票] |