★4 | 残念ながら、ジミーの出演するシーンで撮り残した場面がたくさんあったのでは。切り張りの感が、特に後半で多く見られる。彼はこの作品においては、どう考えても脇役です。だのにその彼の存在を、無理に全面に押し出そうとする、演出側の作意を感じる。『エデンの東』出演以降の彼の異常人気で、この作品の主題そのものがひん曲がっている。惜しい。 (takud-osaka) | [投票(2)] |
★2 | これはエリザベス=テイラーとロック=ハドソンを中心とした群像劇であり、決してディーンだけの映画ではないと言うことをもう少し考えてやるべきだ。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | どうしてもJ・ディーンの演技だけ目立ってしまう。連ドラで長々と見たい作品でした。 (ボヤッキイ) | [投票(1)] |
★4 | ゆったりした展開なのに,どんどん話に引き込まれる。ただ,長い割にテーマが絞り切れていない感じ。 [review] (ワトニイ) | [投票] |
★3 | 「お金が総てじゃないでしょう?」「持っている人にはね」…いいぞジミー!いってやれいってやれ! (はしぼそがらす) | [投票(2)] |
★4 | 主演ではないがゆえに却って演技者ジェームズ・ディーンの偉大さが最も克明に記録され、かつ彼のフィルモグラフィ中で最も独創的な演技が示された作品。その独創性とはもっぱら「手」の使い方にある。演技においてこのような仕方で手を駆使した俳優は、世界の映画史上でも他に例が思い浮かばない。 [review] (3819695) | [投票(4)] |
★3 | 暗示的で奥行きのある屋内シーンと、雄大で時に詩情さえ浮かべる野外シーン、どちらも実に見事である。つい一年ほど前に克服した赤狩りへの反作用か、ストーリは骨太で、拍車・激昂・破壊・暴風の描写が際立って面白い。また時代を経て移ろう価値観と、変わらぬ人間の本質が丁寧に描き分けられている点にも好感を持てた。 [review] (町田) | [投票(2)] |
★4 | 守旧派の姉や成り上がりの使用人が時代の変転を形成するが、彼女は流れに身を任せ穏健なリベラリズムを貫く。この長大な年代記をテーラーは完全に背負う。差別感情が引き起こすバーガー屋での喧嘩にジュークボックスのテキサス賛歌。機智に富む名シーン。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 訳の判らぬ大河感はたっぷり。身のこなしが重くなってゆく田舎オヤジロック・ハドソンに比べ、ナイーヴ気取ったジェームズ・ディーンの老けは白々しくて見ちゃいられない。小さな変化の積み重ねで時代の変遷を見せる脚本は見事。 (ペンクロフ) | [投票(2)] |
★4 | 長い大河的なドラマであるにも関わらず、登場人物が最大限に生かされた傑作。ジェームズ・ディーンの遺作であるが、彼の、「人生」に酔い潰れたラストシーンは忘れることはできない。主演であるエリザベス・テーラーとロック・ハドソンの2人も共に印象に残る名演技。 (ナッシュ13) | [投票] |
★4 | 南部と東部、牧場主と使用人、テキサス人とメキシコ人とういギャップを、押し寄せる工業化の波がいつの間にか飲み込んでいく。何が変わって、何が変わらなかったのか。30年にわたるテキサスの名門家三代の歴史の中に、20世紀前半のアメリカの縮図が見える。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 以前、彼女に「俺は○○の怒った時の顔がかわいくて好きだ」と言ったらものすごく不機嫌になられた。(ホントなのに・・・)だからビックがリズ(レズリー)に言ったセリフはものすげぇ共感できた。(ヘンな所見てる?)
[review] (TO−Y) | [投票] |