★3 | 特に見るべきはジェームズ・スチュアート-ジョン・ドール-ファーリー・グレンジャーの三角関係の描き方と照明へのこだわり(終盤、外のネオンによって室内が赤や緑に明滅する、など)。ヒッチコック作品中でも変態度は高いほうだと思う。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★3 | あんまりおもしろくない。努力はすごいがやはりこの映画の実験は実験に過ぎない。映画におけるカット割の重要性が反面教師的にわかる。見直すと、あの二人は間違いなくホモの設定である。 [review] (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | ハリーの災難とおなじく、かわいそうなのは死体。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★5 | この作品には実は元ネタが存在する。1924年にシカゴで実際に起きたロープ&レオポルト事件がそれ。殺人を犯した二人ともIQは200を超え、動機らしい動機が見つからなかったため、現在に至るも犯罪心理の格好の研究材料となっている。 [review] (甘崎庵) | [投票(5)] |
★4 | ロープの使い方が憎いですね。 (RED DANCER) | [投票(1)] |
★4 | カメラワークと人物の動かし方が神業的に巧い。技巧面では超傑作だと思うし、自己顕示のための殺人というテーマも新鮮で面白かったが、ラストがイマイチ締まらない感じがした。ジェームズ・スチュワートが言い訳がましくてかっこ悪いんだよね。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★4 | 密室のワンカットの試みということで、場の空気はもとよりヒッチ特有の「人の悪さ」までもが、コッテリと煮詰まっている。気がする。 [review] (くたー) | [投票(6)] |
★3 | さして面白くない映画であるが、技法の研究用として一見の価値はある。長回しで有名な作品だが、むしろカットを割ることがどのような効果を生むのか、それを学術的に考察する上で非常に勉強になるのだ。私が観たバージョンは、クローズアップによる繋ぎ(つまり、「カットを割った」と観客に思わせたくない繋ぎ方)を除くと、5回はっきりとカットを割っていた。 [review] (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 映画という形式に対するチャレンジングな試みとしての完成度は大いに買う。ジェームズ・スチュアートの洞察力が不穏さを誘発し、チェストというモノに対する注目を生かしたサスペンス演出も冴える。 [review] (緑雨) | [投票(3)] |
★3 | 手法は思いつきでしかなく物語とは何ひとつ必然な連関を持たない。10分目のカット繋ぎの黒身が来るたびに「ホーッ」とか「ナ〜ル」とか思ってしまうのはどうか。唯、こういう時代に変質者を主役に据えて平然と映画を撮っちまう変質味こそに意味がある。 (けにろん) | [投票(1)] |
★2 | どんな悪意に満ちたパーティになるかと思いきや、やられっ放しじゃない。自虐の分析がある訳でもなく、解決もありがち。肝心の撮影も平凡。溝口=宮川なら凄いものにしただろう。 (寒山拾得) | [投票] |