「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ハレルヤ(1929/米) |
大した音楽映画だ。牧師となったダニエル・ヘインズの説教パフォーマンスが圧巻。聴衆の忘我と恍惚はほとんどロック・コンサートのそれと変わらない。ファム・ファタルと呼ぶにはいささか幼さが勝ちすぎた、しかしそこがまた危うい魅力ともなっているニーナ・メイ・マッキニーの身体性もすばらしい。 [review] (3819695) | [投票(1)] | |
トーキー初期でアップ挿入は少々ぎこちない。ただ、屋内シーン等で2台カメラでのマルチ撮影と思しきシーンがいくつかあったり、屋内で天井が映っているカット(葬式のシーン)もあって驚かされる。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
登場するのは白人好みの黒人ではないかという批判的な観方を強いられる複雑な作品。ゴスペルの狂乱など見ていると、なぜアフリカン・アメリカンはこれほどまでにキリスト教を受容したのだろうと、不思議でならなくなる。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |