植草信和の映画ファンのコメント
鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言(2011/日) 台湾アイデンティティ(2013/日)が好きな人 | ファンを表示する |
子供の情景(2007/イラン) |
傑作。少女の受難を描く筆の厳しさは父親よりもキアロスタミやブレッソンを連想させる。むろんその両名を引き合いに出すにはアップカット及び音楽の使用法に認められるストイシズムの不徹底ぶりが引っ掛かるのだが、むしろそれがハナ・マフマルバフの個性なのかもしれない。多くの忘れ難いシーンを持つ。 [review] (3819695) | [投票] | |
粗削りだが見る者を放さない、まるで若いハナ・マフマルバフの一本気な熱意が、そのまま乗り移ったような一途な映画(=少女)だ。少女バクタイは悔し涙を目にたたえることはあっても、決して大声で泣き叫び救いを求めたりはしない。他の子供たちだってそうだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
子供は手加減を知らないので、‘〜ごっこ’のシーンはコワかった。何が起きるかと。主人公は本当に良い子で、「学校は面白いお話を教えてくれる所」「戦争ごっこは服が汚れる」って言う。成程、この捉え方は真実をついている。 (KEI) | [投票] |