「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ウディ・アレンの愛と死(1975/米) |
笑いの追及だけでは物足りなくなったアレンの野心作だが、空回り感が強く残る。今だからこそ『アニー・ホール』以降の踏み絵であったことも分かるのだが、これ単品では意図不明。ギャグも不発弾が多く、キートンが使いこなせていないことも不満。 (ナム太郎) | [投票(1)] | |
『スリーパー』までとは一転、作品の前面に押し出される空疎な観念問答は後の『アニー・ホール』や『マンハッタン』登場を予感させるも、背景に選んだロシアやドタバタギャグとの断絶感はいかんともし難く消化不良で唐突が残る。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |