★4 | この映画、単なるブラックジャック医師の孤高性を表現してもそれなりの評価しか出ない。そこで、ある看護師の日記を通して、心を伝える告白として愛を描くことで広がりのあるいい映画となっている。
[review] (セント) | [投票(8)] |
★4 | 丁寧に描かれた映像。脚本も丁寧だが山場がない。何よりも「何故、今、この題材(脳死肝移植)なのか」という疑問が大きい。当麻医師の孤高性を出すためだけに1989年まで遡る必要があったかどうか・・・。しかし、演者全員の気持ちが一つになった名作だと思う。 (IN4MATION) | [投票] |
★5 | 脳死肝移植の命題に患者救済の絶対信念に忠実な医師を配しただけでは作劇は完遂しない。夏川の設定の何たる慎みと真摯。切ないまでの想いは、やがて今1人の余の想いとシンクロする。石井映画の2人の「名美」の対峙。その霧の屋上での詠嘆。 (けにろん) | [投票(5)] |
★4 | 何にも毒されぬ清らかさに満ちている。当麻(堤真一)は職務への、浪子(夏川結衣)は想いへの、武井(余貴美子)は願いへの従順を貫く。偉業への挑戦は爽快を生むが、職務や思いへの忠実さには清廉が滲む。そして、本当に賞賛すべきことの本質が垣間見える。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★5 | 堤は言葉を駆使するタイプの役者ではないし、どちらかというと不器用な部類だろうが、本作は力のあるスタッフと、それに応える競演陣の後押しもあって佳作の成立に貢献できている。作中ではテーマがテーマだけに切実な人たちが多く胸が熱くなることが多かったが、それらは全て(地味ながらも)違和感のないシーン構成(特にシーンのリレー)の力。実に巧みだ。 (tkcrows) | [投票(2)] |
★5 | 余貴美子爆弾。96/100 [review] (たろ) | [投票(1)] |
★4 | よくあるストーリーと言ってしまえばそれで終わりだが、手を変え品を変え病名を変えてこういう作品はいつの時代も作られてきた。そして、それがまた良いのだ。医者でない我々は、身勝手な話だが、孤高の医者をいつも待ち望んでいる。 (KEI) | [投票] |
★5 | それぞれが自分の出来る事を、出来る限り果たす、という事を示した。☆4.8点。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(4)] |