「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
カリガリ博士(1919/独) |
80年経っても斬新なのか今だからこそ斬新なのか。字幕画面がザクザク入ってのろのろと展開するのがまた強烈でした。 (tomcot) | [投票(5)] | |
原題は「カリガリ博士のキャビネット」で、主役はキャビネット−箱だ。それは意匠としても象徴的な意味合いとしても、もう棺桶そのものじゃないか。タイトルロールは、この棺桶のような箱に入っている夢遊病者チェザーレという見方もできるだろう。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
セット美術の前衛な奇形には最早何の感慨も抱かぬにしてもニューロティックの原型としての価値は認める。4分の3世紀を経ても俺達が見せられ続けてるものは、この映画の変奏曲に過ぎないと思わせられるからだ。圧殺の民族史観は穿ち過ぎだろう。 (けにろん) | [投票(2)] | |
今の映像作家が忘れがちな、映画の芸術としての可能性を知っている傑作。 (mal) | [投票(3)] |