★2 | 役所広司のお陰で一人物の魅力表現への特化がうまくいった。しかし、自分の鑑賞経験では、良い戦争映画には組織意思決定と個人意思の葛藤に伴う重厚感が横たわっている。その点この作品は軽い。なんでも切り取れる映画の力の濫用の印象がぬぐえない。 [review] (ジェリー) | [投票] |
★4 | こういう戦争映画にしては演出がしっかりしているせいか、最後までだれることなく映像は続いていく。戦闘機を使用したシーンも日本映画でよくある稚拙さはない。それはこの映画の主題が山本の脳裏にあるからだろうか、、。 [review] (セント) | [投票(2)] |
★4 | かなり良くできています。時代考証と五十六さんの人柄など、上手に描けていますね。役所広司さんの演技もいい。(2012/08/09) [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★3 | 真珠湾までは五十六語録もロジカルだし、現在進行形の日本の合わせ鏡として意識され尽くした拘りにも同意する。しかし、ミッドウェイ以降に「どうすべきか」の返答は結局無く諦めの挽歌として閉じるしかない。残尿感が残る。CGは精緻だが好悪半ばの感想。 (けにろん) | [投票(2)] |
★2 | 軍隊にも慎重派がいましたという逸話は頼もしいものだろうが、いくら何でも事後的な知識でもって山本五十六ひとりを美化し過ぎだし、進行中の日中戦争を殆ど無視する本邦太平洋戦争ものの定跡踏襲も相変わらず貧しい。日米同盟強化のための反省文の趣。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |