「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
ラブ・アゲイン(2011/米) |
スティーブ・カレルとジュリアン・ムーアがフレームによって引き離され、再び同一画面に収まるまでの映画。ラストでムーアがさりげなく右側からフレームインしてカレルの横に立つカットが素晴らしい。電話でも会話でも頑なに二者を隔てていた内側からの切返しが横並びになる画面の後、やっと外側からの自然な切返しになる。しかもそれが夫婦の息子のミタメとして撮られている。涙が溢れてくる、これこそ映画の演出だ。 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] | |
結末は安心の予定調和でも、サプライズとカオスが盛り込まれた楽しい脚本。それぞれに持ち味を発揮する役者陣の素晴らしさには感心するばかり。 (ドド) | [投票] |