★4 | 何と言ってもこのセンスの良さ!繊細に丁寧に作られた「大雑把な彼女」が素晴らしく良い。 (あちこ) | [投票(2)] |
★4 | この27歳の女の「身の丈」探しの語り口は軽やかだ。何とも憎めないグレタ・ガーウィグの顔の作り大ざっぱさがフランシスのずさんな生き方を象徴し、さらにモノクロ映像が程よい加減で「現実」から「物語」を浮遊させて彼女のダメさを愛らしさに代えている。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | ノア・バームバック+グレタ・ガーウィグが、いまだ映画と人類が知らなかった面白表情&面白挙動を機関銃のごとく発射しまくる至福の八六分間。このガーウィグは私の映画史上最良ヒロイン候補に躍り出た。映画的瞬間として搾り尽くされたはずの「水平方向の疾走ドリーショット」からも新生の快楽が迸る! (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 殆どのショットが動作の途中から始まっているが、それを更にジャンプ多用の繋ぎで運動感を失うことを恐れるかのように前へ前へと推し進める。一見すると軽やかなようにも見えるが、アクションが止まることを病的に恐れる臆病さのようにも映る。それは本作の主人公の一定の場所に留まらない姿にもダブってこないだろうか?しかし今時ユスタシュやらジャムシュやらヌベルバグやら趣味が良すぎるね、ベタすぎると言い換えてもいい。 (赤い戦車) | [投票(1)] |