★3 | 私の見たかったボンドの姿がここにある…はずなのに、どんどん気持ちが冷める。なんとも複雑な気分。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★5 | 白猫がニャンと飛び出て世界が転倒したわけだが昼行燈メンデスは旧『カジノロワイヤル』的ドM世界へのずれ込みを回避する。中興『私が愛したスパイ』から4半世紀ぶりに再度現出したシリーズの総括的開花。爬虫類系レアも同類クレイグと好相性。 (けにろん) | [投票(1)] |
★1 | この画面の生命力の無さ、躍動感の無さは才能のあるなしややる気のあるなしといった問題を超えている。ダニエル・クレイグは全く冴えず、演出的工夫が見受けられるようなショットは皆無。この映画の残骸は文字通り「死んでいる」。まさかサム・メンデスは意気揚々とこれを撮ったのではあるまい。こんなものでも完成にこぎつけてしまえるハリウッドのメカニズムの残酷さにうち震える。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | 地に足の着いた節度ある荒唐無稽さ。サム・メンデスのリアルとファンタジーという矛盾を同居させてしまうバランス感覚はダニエル・クレイグの人間臭い超人ボンドと相性がいい。過剰に「おんな」を発散しない涼しい目のレア・セイドゥーの色香も好感。 (ぽんしゅう) | [投票] |