「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
溺れるナイフ(2016/日) |
ところどころで出てくる性急なカッティングには辟易するが、役者の躍動を見事に捉えていくロングショットの力強さに心が弾む。ロケーションの切り取り具合も良い。本作はぜひとも擁護したい。 [review] (赤い戦車) | [投票(1)] | |
タイトルの表す通り、水のイメージが氾濫する。海と川。特に鳥居のある岩場の場面の、濃い海の色と白装束で泳ぐ少年−菅田将暉。こゝはかなり強烈なイメージだ。ヒロイン−小松菜奈は、海や川で水浸しにされる役柄なのは当然だが、部屋でも屋外でも横臥の(寝っ転がった)場面が多く、端正な構図で捉えられる。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] | |
泳ぐ彼に彼女が出会うリアクションショット無き常識破りモンタージュの粗削り感。神話世界を絡ませ強引に独走するが急速に凡化し堕ちた虚像の下世話な価値観さえ突き詰められない。それでも尚ゴリゴリ演出は今後注目すべき。小松はマグロ女の印象を払拭。 (けにろん) | [投票(4)] |