★4 | どいつもこいつもデビュー作で素人っぽいところが良いです。この映画の主な出演者の中で唯一北原三枝だけがベテラン(若いけどね)。でも新鮮ですね。 [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★5 | 当時ココナッツ・ウクレレが若者の間で流行していたのは本当なのかな?若者象徴の輝きを余す事無く抑えた素晴らしい映画・・・フランス人、お目が高いですね。「勝手にしやがれ」「大人は判ってくれない」にこの映画は生きているのだから。 (かっきー) | [投票] |
★4 | 以降の邦画はフランス製ヌーヴェル・ヴァーグを模倣するのではなく、本作を何度でも観て、これを越えるものを作って欲しかったです。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | けっこう堅実な作品ではないか。たとえば石原裕次郎が初めて北原三枝に迫る場面、クロースアップされた石原の顔面がミラーボールの光によって明滅する。沈黙とは裏腹のふたりの激しい情動は、バックで鳴るけたたましいジャズに重ねられている。いささか安直かもしれないが、ツボを押さえた演出だ。 [review] (3819695) | [投票(1)] |
★2 | 女をめぐっての兄弟喧嘩が生な感情を表出せず鬱屈するジメジメ感は、中平のキザな技巧のもとで湘南の陽光とこれ見よがしに対比される。慎太郎描く無軌道の耐えられない軽さ。キザの相乗効果は哀しいことに枠内で安住してる。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | ワンショト単位で見れば面白いのだが、つなげて見ればズタズタで汚らしいのはゴダールやトリュフォーと同じ。でも、なんとなく許せるのは、若い男たちの腑抜け顔や、女たちの太く短い足に表出する「純日本製」印にDNA的根源さの安堵と共感を得ているからだろう。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | うちよせる波、ギラつく水面、軽口を叩き合う若者達、通奏低音としてのジャズ、見る間に艶かしくなっていく北原三枝と青臭さをそのままに生きる津川雅彦、モーターボート、その逡巡と暴発。のっぴきならない夏の空気が全編に横たわる。〔3.5〕 (鷂) | [投票(1)] |
★2 | 頑張っている箇所がすべて、鼻持ちならない気障な演出に感じられて苛々するが、この外連味の延長線上に『砂の上の植物群』を作ってくれたので許す。助監督として蔵原惟繕の名が登場したことにも納得感。 [review] (煽尼采) | [投票(1)] |