★4 | インタビューによると、松岡茉優は自身のピアノの演奏者をみて演技プランを変えたそうだ。 [review] (さず) | [投票(2)] |
★4 | 青春チャレンジもの的定型を廃して「音楽」のドラマに徹した潔さで、4人の“選ばれし若者たち”の真摯さがきわだち、その誠実さは他のエンタメ邦画に類をみない高純度。唐突にも見える心情イメージや「音の世界」を象徴する亜幻想のような海岸シーンが印象的。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★5 | 天才が自己回復するのに我々凡人がわかる映画描法でなく訳分からん馬で起動する何かを表象した。社会から隔絶した何処かで世界の波動に耳を傾ける海岸シーンの無垢な悦びも束の間、コンクールという世間に戻って勝ち上がる。与えられし者への惜しみない賛歌。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 超ベストセラー、ピアノコンクールものの映画化だ。 [review] (セント) | [投票(1)] |
★4 | 斉藤由貴を頂点とする恐るべき群集自己愛劇。ただ一人自己愛を抑圧する松岡茉優の眼力は、腸からの失気を恐れるかのように不自然だ。遠雷とは自己愛の腹鳴。心傷への酔い痴れには漏れ出る気体の芳しさがある。 (disjunctive) | [投票(1)] |