「ジャン・リュック・ゴダール」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
柳生一族の陰謀(1978/日) |
萬屋錦之介の芝居が臭すぎて見てられない。スター俳優を多く起用したためそれぞれに見せ場を作らねばならなくなり、結果として映画の速度は減衰していく一方である。『仁義なき戦い』のように俳優の使い捨てができていない。ただ、ラストに対してだけは喝采を送ろう。やってくれる。 (赤い戦車) | [投票] | |
普通の芝居をする人達の中で1人大芝居を貫く錦之介に拮抗し得るのはバカ熱い千葉のみで、この父子の相克に収斂するラストは正に傑作。時代劇であろうがナレーションとスチルで相変わらずの『仁義なき』演出を展開する深作節も愛おしい。 (けにろん) | [投票(9)] |