「チャップリン」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
火宅の人(1986/日) |
監督自身はもっといろいろ色色スゴい事やってたんだろ? (埴猪口) | [投票(1)] | |
無頼の作家、檀一雄の自伝的小説の映画化。彼はすべての女性を崇拝した作家、というか一人の男性だったのだ。彼にはそこに罪の意識はきっとなかったろう。だって、それぞれの女性たちと本当に心から愛し合っていたのだから。素晴らしいことだが、しかし彼はそんな自分を表題のように「火宅の人」と呼んだ。この含羞が彼を作家として名を残させた。映画の中にも出ていたが、彼には太宰治や中原中也のような甘ったるさは無かった。夢を追いながらどこかでこの浮世と繋がっていた、そんなドライさも彼の魅力だったのかも。 (takud-osaka) | [投票(2)] | |
我がまま男をめぐる三人の女の話として観れば、若さの勢いでこなす原田美枝子は順当無難な出来で、松坂慶子の堕ちた女はどこか居心地が悪いのは美し過ぎるが故か。置かれた状況での心の有り様が全身に噴出して見栄えが変わるいしだあゆみの映画。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
深作欣二は音楽のセンスが悪い、ということがよく分かった。 (太陽と戦慄) | [投票(5)] |