★5 | 私が初めて沖田修一映画を深く読み解けた作品。キーワードは「暗殺」と「左官」(<どんな話だ?)。そして「想い」。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★4 | 女子高生の父親探し=自分探しの旅路という紛れもない角川的ジュブナイル復刻だが、80年代の闇や屈託は放逐されて素直に突き抜けている。萌歌の伸びやかな肢体の躍動が底浅の疑義を粉砕しクライマックスでは頬の紅潮に全ての親父はエールを送るだろう。 (けにろん) | [投票(4)] |
★4 | 話しは飄々と進みとてもキラキラしている。美波(上白石萌歌)は、別に困ってもいないし悩んでいない。なのに美波の“気づき”は清々しく心を打つ。まさに泳げなかった自分の身体が水に浮くことを体感したとき、今まで知らなかった“次”が一気に開けるように。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(5)] |
★4 | 大人に牙を剥くような題名にたじろぐが、ヒロインをはじめ子供たちは何とお気楽を旨とし退屈を楽しめるのだろう。そこに俺は子供の罠を見たが、上白石に屈することなく子供の皮を被るトヨエツ、斉藤由貴も搦め手で我が子に食い込んでゆき、立派に皮の下からオトナの責任を果たす姿もたくましい。彼らとの戦争風景ののどかながら隠された深刻は沖田修一の手でオトナの教科書と化す。 (水那岐) | [投票(1)] |