「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
西部魂(1941/米) |
小粒の面白さ。西部劇イディオムの消化力といい、フロンティア精神やユーモアの表現といい、やることにそつがない。アメリカ人でも茶の湯を立て、日本人でもジャズを演奏するということだ。作家性と職人性とが交じり合わずにフリッツ・ラングの中に併存している。 (ジェリー) | [投票] | |
矢っ張りヨーロッパ映画の感覚が随所にある。そしてインディアンがお座なりでなくキチンと描かれている。もっとも白人がきっちり描かれている裏返しとしてのインディアン像の造型と云うこともできるが。そしてこれは矢っ張り私が見た西部劇の中で最も奇異な映画なのである。 (ゑぎ) | [投票] |