「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
M3GAN/ミーガン(2022/米) |
いわゆるシンギュラリティを題材にした映画。なので学習とそれによる変貌の描写がポイントになる。このAIの名前が、タイトルロールのM3GAN(ミーガン)だ。細かい粗はあるけれど、活劇として良く出来ている。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
話しの主線であるAIの自我の形成と暴走の気味悪さに「物分かりの良いIT玩具に洗脳される子供」や「それにかまけて教育(子育て)から逃避する大人」、そして「人の意識に刷り込まれた殺人の記憶」といった面白そうな補強線が上手くからんでこないのがもったいない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
AI細部の設定には為にする感があるにしても、このテンプレ設定を丁寧に見せ切ってやろうとの意思は感じる。何より自閉的な子どもにとってそれが強固な依存対象となることを嫌らしいまでにしつこく描いた点。そういった時代がすぐそこに来ている戦慄がある。 (けにろん) | [投票(4)] |