「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
KIDDO キドー(2023/オランダ) |
戸惑う隙すら与えない母親の突飛な言動に戸惑いながらも一途な思いで付き合う娘。やがて世間から遊離した二人の時間に“不器用な幸福感”が流れ始めるが、それは互いに“普通の親子”ではいられないことに気づく旅だというもどかしさ。小品ながら淡く切ない佳作。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
劇的な何某があるわけじゃない行程がのんべんだらりと続いていくが、画の切り取り方が時にしみじみとフォトジェニックな沈鬱さを醸してヤンキー崩れのアッパー母親の翳りを映し出させてるかもしれない。ラストの顛末は、あーそういうことだったのかではある。 (けにろん) | [投票] |