★5 | 愛と苦悩が哀愁に富んだ芸術を促していた。素朴で高貴、心は繊細、でも人間臭い行動が憎めない素敵な紳士振りを堪能しました。ロザリーは表情に備わった優しい心が印象的。彼女が運ぶ料理は、きっと美味しいのだろうなぁ。 (かっきー) | [投票] |
★4 | 凡才として生きることが出来ない人もいます。しかし、その中で本当に後世に残るのはほんの一握り。こういう役はフィリップのはまり役ですね。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★3 | ラストシーンの怖さはかなりのもの。ファンファンもモジ同様に夭折だし、なんだかもう、史実を越えたところまで呪われてる気がしてきてどうしようかと思った。 (tredair) | [投票] |
★3 | 主演二人は美しいが・・・。こんな安っぽいセットじゃモンパルナスの灯も映えない。まるで日活映画ですな。 (町田) | [投票] |
★3 | オーソドキシイな題材をベッケルが、いじり回して焦点ボケにしちまったんじゃなかろうか。モジリアニを取りまく人々がどうにも表層的で唯単に通過するのみでヴァンチュラだけが場面をさらっても仕方ない。アヌーク・エーメの美しさは目の保養。 (けにろん) | [投票(1)] |
★4 | この監督の中では少し弱い。美術教室や河辺でのエーメとの視線劇など、繊細な視線の映画に仕上がってはいるのだが、個人的にはこの監督特有の「速度」(それは端的にフレームや扉を通り過ぎる人物、平手打ちなどで表される)が不足しているように思う。ヴァンチュラが絵を回収していくその無駄のない身のこなし、こういうのがもっと欲しい。マトラの移動撮影も華麗すぎてカメラの存在を意識させ没頭を時折阻害する。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 美男美女で撮る伝記映画って、今ではもう出来ないんだろうな。 (りかちゅ) | [投票] |