★3 | 心情的、或いは人情的ウェットが避けられない究極のホームドラマとでも言うべきテーマにおいて、吉田喜重独特の硬質感がいかなる冴えを見せるのかと期待するも、一歩踏み込んだリアル演出が全ての命取りとなり、ありきたりの問題作におさまった。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★2 | 吉田監督の力は遺憾なく発揮されていますが、逆にそのリアリティのお陰できつさしか感じられません。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 本当にボケたら老人力とか言ってる場合でないのだ [review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |
★4 | 老人性痴呆症の問題を真正面から取り上げた作品。目を背けたくなるような描写もあるが、語り口はあくまでも静謐。細野晴臣の音楽も素晴らしい。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | あの年になって母の裸体を見ることになるその心境は如何に。あの家庭が不幸だった一つの原因としていいとしした息子(たぶんボンクラ学生か無職)が非協力的だったこと。 (ガリガリ博士) | [投票] |
★4 | 決して安易な社会批判やミステリーに終わらせることなく、どこをどう切っても「映画です」という画面の連鎖に唸る。観ようによっちゃあ、吉田喜重による小津への返答ともとれますな。それらしい構図も川辺で1ショット有った。「水」「鏡」を主要モチーフとした、紛れもない映画作家による傑作。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | この時、本当は三國連太郎いくつだったんだろう? [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | 12年振りくらいに再見。原作物だからか、吉田喜重にしては珍しく大衆的というか、分かりやすい。昔見た時も面白かったが、久しぶりに見たら画面構成、構図、照明、音楽の使い方など、どれを取っても隅々まで計算され尽くされてて、吉田喜重にとっては13年振りの劇映画とは思えない完成度の高さで感服せざるを得ない。['08.6.28シネマヴェーラ渋谷] [review] (直人) | [投票(2)] |